製品スペック・図面・動画・などの情報は、メーカー（ホシザキ株式会社）のホームページより引用
引用元：https://www.hoshizaki.co.jp/p/ice-engine/
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製氷機について
業務用の製氷機はご家庭の冷蔵庫に内蔵されている製氷機とは異なり、手動で水を入れる必要がなく全自動で氷を製氷してくれる機械です。多くの氷を必要とする飲食店などで多く利用されています。水を流動させながら凍らせる為、透明できれいな氷ができる特徴があります。
メーカー公式youtubeチャンネルにて製造工程が紹介されています。
どういう所で利用されている？
飲食店全般
居酒屋・カフェ・バー・スナック・レストランなど、飲食店すべての業態のお店で幅広く利用されています。業務効率アップや氷のランニングコストを比較する上で、導入必須の機器の一つです。
食品工場
飲食店よりも大量の氷を使用する食品工場などでは、大型の製氷機を利用される場合がほとんどです。産業用の製氷機もメーカーにはラインナップされております。
学校・保育園・幼稚園
学校の保健室や保育園・幼稚園の厨房などにも導入されております。熱中症対策で導入される施設が増えております。
オフィス・販売店・ショールームなど
来客スペースのあるオフィスやショールームなどでも幅広く活躍しています。コンパクトタイプもライナップされている為、氷を常備しておく手間なども省け、作業効率化にもつながります。
氷の種類
透明で立方体のおいしい氷。ウイスキーの水割りやオンザロック、ジュース、アイスコーヒー、お冷やなどのドリンク類に適しています。多くの飲食店で利用されています。
粒状の氷を押し固めた扇形断面の小さな氷片。ドリンク類はもちろん、料理の演出を兼ねたアイスベッドなど、幅広い場面で活用されています。
不定形の小さな粒状の氷。狭いすき間にも入り込み、すばやく冷却します。鮮度保持用のアイスベッドなど、さまざまな冷却に使用されます。
星形のおしゃれな氷
ハート形のキュートな氷
ゴルフボールサイズの丸い氷。オンザロックなどにおすすめ。バーやクラブなどで多く利用されています。
三日月形の氷。アメリカなどでポピュラーな氷です。
手のひら上で割りやすく、カチ割り氷などにもぴったりの角形氷です。
食材のアイスベッドにも使える、レンガ大のビッグな氷です。
製品ラインナップ
卓上タイプ
コンパクトな卓上タイプです。スペースの取れない厨房や学校の保健室などに多く導入されています。
アンダーカウンタータイプ
カウンター下に設置できるタイプです。テーブル形冷蔵庫や作業台、冷蔵ショーケースなどと横並びに配置できます。
バーチカルタイプ
氷の取り出しが簡単な、ストッカー一体型のタテ長タイプ。小規模店から中規模店まで、幅広く対応可能。
スライド扉タイプ
扉の開閉にスペースのいらないスライド扉タイプ。狭い厨房でも無理なく使用できます。
スタックオンタイプ
将来、お店の拡大を予定していたり、メニューの変更などにより氷の量が不足した場合に、それぞれのユニット類を追加して組み込み、簡単に増量対応できるのが、スタックオンタイプです。
製氷方式
セル方式
不純物を100％近くカット。透明でおいしい氷を作り出す。
零下25℃に冷却された製氷室に下から水を噴射しながら氷を作ります。水を流動させながら徐々に凍らせるので、H₂Oのみが氷結。これにより不純物を100％近く除去し、透明でおいしい氷ができます。
オーガ方式
高いコストパフォーマンスで大量ニーズに対応。
連続製氷をおこなうオーガ方式は、除氷工程がなくロスがありません。アイスメニューなどに、ふんだんにご使用いただいてもコストは格安。
冷却用としても、細かい氷がスピード冷却。安心して大量の氷をご使用になれます。
空冷式と水冷式の違い
空冷式
排熱をファンモータで大気に排出する方式です。ランニングコスト的にも水冷式より優れており、特にデメリットもないため一般的には空冷式を使用します。
水冷式
機械内の配管に冷たい水が流れていて、その水に放熱され排水されます。水道代が多くかかるデメリットが生じます。水と熱交換させるため室内に熱がこもらない、機械音が空冷と比べると静かというメリットがありますが、現行タイプの製氷機では空冷式でも性能が良くなっており、排熱や音も殆ど気になりません。工場などの調理過程で温度や湿度管理を徹底しなければならない、水道代がかからない、安いなど特殊な事情がある場合に採用されます。
ランニングコスト
キューブアイスなら市販氷よりだんぜんお得。
チップ・フレークアイスなら、さらにお得。
年間のコスト比較
年間で市販氷を購入し続けるよりも100万円以上もコストダウンを図ることができます。 ※
※市販氷3.7kg(1貫目)＝337.5円 1kg当たり90円 で算定
| IM-55M-2 | IM-230DM-1 | ||
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| 1年当たり | 50Hz | 1,663,476円 | 6.707,641円 |
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60Hz |
1,820,620円 | 7,338,069円 | |
IM-55M-2
冷却方式／フィン＆チューブ形強制空冷式
電源／単相100V
消費電力／260/285W（50/60Hz）
日産製氷能力／約53/58kg/日（50/60Hz）
消費水量／約0.12/0.13m3/日（50/60Hz）
IM-230DM-1
冷却方式／フィン＆チューブ形強制空冷式
電源／三相200V
消費電力／1040/1200W（50/60Hz）
日産製氷能力／約210/230kg/日（50/60Hz）
消費水量／約0.34/0.37m3/日（50/60Hz）
| CM-100K | FM-550ASK-1 | ||
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| 1年当たり | 50Hz | 2,829,042円 | 15.664,942円 |
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60Hz |
3,153,600円 | 17,104,849円 | |
CM-100K
冷却方式／フィン＆チューブ形強制空冷式
電源／単相100V
消費電力／482/493W（50/60Hz）
日産製氷能力／約90/100kg/日（50/60Hz）
消費水量／約0.10/0.11m3/日（50/60Hz）
FM-550ASK-1
冷却方式／フィン＆チューブ形強制空冷式
電源／三相200V
消費電力／1440/1670W（50/60Hz）
日産製氷能力／約485/530kg/日（50/60Hz）
消費水量／約0.49/0.54m3/日（50/60Hz）
温度条件：定格電圧 50/60Hz 周囲温度 室温20℃ 水温15℃ 24時間運転／算出条件：電気料金 単相100V 27円/kWh(税込) [引用元]公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力料金目安単価」 三相200V 16円/kWh（税込）[引用元]全国電力会社低圧電力料金の平均値（平成26年6月現在） 水道料金（上下水道料金）366円/m3（税込）
メンテナンス
1週間に１回程度のお手入れ
庫内に氷がストックされているので、現実的には中々難しいと思われますが、メーカーでは１週間に1回程度の庫内清掃を推奨しております。特に手が良く触れる扉把手廻りや、スコップ、カビが生えやすいドアパッキンの清掃について先の動画でも紹介されていますのでご参考にして下さい。
月に２、３回程度のお手入れ
エアフィルターの清掃は、それ程手間がかかりませんので必ずやって頂く事をお勧めします。放っておくとホコリが機械に入り、故障の原因になります。
清掃時の様子
アフター保証・サービス
新品商品に関してはメーカー保証１年です。弊社で販売する中古品に関しては、状態により半年間の保証もしくは保証なしでの販売としております。
メーカー保証期間外の故障や修理は、お客様ご負担となります。取り扱い商品のメーカー保守契約をご紹介する事も可能です。
注意事項
日々のお掃除を怠ると、、
メンテナンスの項目でもありましたが、日々の清掃を怠ると特にエアフィルターや扉パッキン廻りの汚れが顕著に表れます。エアフィルターは機械の直接の故障の原因になりますし、パッキン廻りの汚れは、カビなどが生えると不衛生な状態で氷を使用する事になります。
新規設置時の注意事項
新規で製氷機を設置する場合、近くに給水と排水の立ち上がりが必要になります。それがない場合、新規で引き込みや配管工事等の設備工事が別途必要となります。
居抜き物件での注意事項
設備工事費をかけずに既存の居抜き物件等に製氷機を入れる場合にも注意が必要です。元々製氷機があった場所に同じように設置する場合はあまり問題はないのですが、既存のお店と厨房レイアウトを変える場合、設備費をかけずに製氷機を設置する為、排水の勾配が取れずに配管が詰まって汚い水が庫内に逆流し、庫内の氷が溶けたり、異臭や故障の原因になります。また、給水を分岐できる場所が設置場所から離れている場合、給水用のフレキ配管が異常に長くなってしまい、コンセントと干渉したり作業スペースの邪魔になったりする事があります。
業者さんに依頼せず自身で設置する場合
上記注意事項を踏まえた上で、ホームセンター等でも売っている一般的に必要な道具をご案内します。現場状況によって使う道具や工事内容は異なりますのであくまでご参考程度にご覧ください。
設置の際に必要な部材としましては現場の状況にもよっても異なりますが、一般的には下記を使用するケースが多いです。あくまでもご参考となります。
①排水用 塩ビ排水エルボ（R3/4メス）
②排水用 VP20塩ビパイプ・必要がある場合はエルボも
③排水用 ジャバラホース
④給水用 フレキシブルパイプ
⑤塩ビ用接着剤（エスロン）・シールテープ ,,,などが必要です。
類似商品は、大きめのホームセンターで購入可能です。
※新規設置の際には給水口・勾配の取れる排水口が設置場所の近くにないといけませんので現場状況を再度ご確認ください。
場合によっては水栓からの分岐部材なども必要になります。
既存機との入替工事の場合は今まで使用していた給水口・排水口を利用すればいいと思います。
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