業務用冷蔵庫の選び方・購入相談
飲食店・ホテル・施設・給食現場などで使用される業務用冷蔵庫。設置スペース、保存量、使用目的、搬入経路に合わせて、適切な機種選定が大切です。
業務用冷蔵庫とは
業務用冷蔵庫は、食材・飲料・仕込み品などを安全に保管するための厨房設備です。家庭用冷蔵庫と比べて容量が大きく、業務使用を前提とした耐久性や収納力があります。店舗の規模、食材の保管量、厨房レイアウトに合わせて選ぶことが重要です。
冷蔵庫の種類
業務用冷蔵庫は、保存する食材や用途によって種類が分かれます。冷蔵・冷凍・冷凍冷蔵・恒温高湿庫など、使用目的に合わせて選定します。
縦型冷蔵庫
食材・飲料・仕込み品などを保存する最も一般的な業務用冷蔵庫です。飲食店からホテル・施設まで幅広い現場で使用されています。
縦型冷凍庫
冷凍食材や長期保存品の保管に適した業務用冷凍庫です。冷凍品を多く扱う店舗や施設で採用されています。
冷凍冷蔵庫
冷蔵室と冷凍室を1台にまとめたモデルです。冷蔵室と冷凍室の容量配分は機種によって異なりますので、用途に合わせた機種選定についてはお気軽にご相談ください。
恒温高湿庫
食品の理想的な保存環境を実現し、みずみずしさと風味をしっかり守る保存機器です。野菜・生鮮食材・仕込み品の鮮度保持に役立ちます。
恒温高湿庫について
恒温高湿庫は食品の理想的な保存環境を実現し、みずみずしさと風味をしっかり守ります。低温・高湿環境を維持することで鮮度保持をサポートし、計画仕入れやフードロス削減にも貢献します。飲食店・ホテル・給食施設など、高鮮度保存を重視する現場に適しています。
ブラストチラー・ショックフリーザー
ブラストチラー&ショックフリーザーは、加熱後の食品をすばやく冷却・凍結するための厨房機器です。食中毒リスクを減らすためには、細菌が繁殖しやすい「危険温度帯」をできるだけ短時間で通過させることが重要です。
食品に合わせて、ソフトチル・ハードチル・ショックフリーズなどの運転モードを使い分けることができます。葉物野菜、根菜類、肉・魚・ケーキ類など、用途に応じた急速冷却・急速凍結に対応します。
導入後の使い方、初期設定、操作説明などについても、必要に応じてサービスマンの手配が可能です。ご希望の場合は事前にご相談ください。
玄米保冷庫
玄米保冷庫は、お米の品質を長期間維持するための専用保冷庫です。高温多湿による品質低下や害虫発生を抑え、収穫後の玄米を適切な温度環境で保存できます。農家様や米穀店はもちろん、飲食店や施設での米保管にも活用されています。
牛乳保冷庫
牛乳保冷庫は、学校給食・病院・介護施設・社員食堂などで使用される専用保冷庫です。大量の牛乳パックを効率よく保管でき、衛生的な温度管理をサポートします。収納本数や設置スペースに合わせた機種選定が可能です。
扉仕様の違い
業務用冷蔵庫には、一般的な通常仕様のほか、庫内の出し入れがしやすいワイドスルー仕様があります。
通常仕様
一般的な観音開きタイプの業務用冷蔵庫です。幅900mmから1800mmクラスまで幅広く、飲食店・施設・ホテル・給食現場など様々な厨房で採用されています。
ワイドスルー仕様
中央の支柱がない構造で、大型ホテルパンや番重の出し入れがしやすい仕様です。仕込み量の多い厨房やホテル・給食施設などで採用されています。
サイズの選び方
業務用冷蔵庫は、幅・奥行・高さ・容量を確認して選びます。設置できる寸法だけでなく、搬入経路や扉の開閉スペースも確認が必要です。
| 幅900mm前後 | 小規模店舗や限られた厨房スペースに向いたサイズです。保管量が少ない店舗や補助用冷蔵庫としても使われます。 |
|---|---|
| 幅1200mm前後 | 飲食店でよく使われる標準的なサイズです。食材の保管量と設置スペースのバランスを取りやすいモデルです。 |
| 幅1500mm前後 | 食材保管量が多い店舗や、仕込み量の多い業態に向いています。厨房内の設置スペースを事前に確認しましょう。 |
| 幅1800mm前後 | 大型店舗、ホテル、施設、給食現場など、大量保管が必要な現場に適したサイズです。搬入経路の確認が特に重要です。 |
購入前の確認事項
業務用冷蔵庫は大型商品のため、注文前に設置場所・搬入経路・電源・配送条件を確認しておくと安心です。
設置スペース
本体寸法だけでなく、扉の開閉スペースや放熱スペースも確認してください。
搬入経路
入口、通路、階段、エレベーター、段差など、商品が通る経路の確認が必要です。
電源
単相100V、三相200Vなど、機種によって必要な電源が異なります。
配送条件
大型厨房機器は車上渡しが基本です。搬入設置をご希望の場合は別途ご相談ください。
新規設置・入替時の注意事項
業務用冷蔵庫は大型で重量があるため、設置前の確認が不足していると、搬入不可や追加工事が発生する場合があります。
搬入経路・電源・仮置きスペースの確認が重要です
業務用冷蔵庫は、商品が設置場所に入るかどうかだけでなく、入口・通路・階段・カウンター・既存機器との干渉なども確認が必要です。入替工事では、既存機器や分解部品を一時的に置くスペースも重要になります。
設置場所の近くにコンセントがあるか
設置場所付近に必要なコンセントがあるか確認しましょう。コンセントの位置によっては、作業動線や他の厨房機器に干渉する場合があります。
電源の確認
業務用冷蔵庫は機種によって、単相100V・三相200Vなど必要な電源が異なります。設置場所に必要な電源がない場合、動力盤やコンセント増設工事が必要になることがあります。
搬入経路と設置スペース
設置スペースがあっても、搬入経路が確保できなければ搬入できません。冷蔵庫の分解・組立、既存機器の移設、階段上げ、カウンター越え、ユニック車による窓搬入などが必要になる場合があります。
仮置きスペースの確保
大型冷蔵庫の入替工事では、既存機器や分解した部品を一時的に置くスペースが必要です。厨房内でスペースが取れない場合は、客席側スペースや店舗隣接の駐車場などを利用する場合があります。
車上渡し・搬入設置について
- 業務用冷蔵庫は大型商品のため、配送は車上渡しが基本となります。
- 車上渡しの場合、荷下ろし・店内搬入・設置作業はお客様側でのご対応となります。
- 搬入設置、入替、既存品の撤去などをご希望の場合は、事前にご相談ください。
- 搬入経路や設置環境によっては、追加費用や現地確認が必要になる場合があります。
冷蔵庫の分解・組立について
大型冷蔵庫は搬入のために分解が必要になる場合があります。再設置時には元通りに組み立てますが、上部ユニットは重量があり、通常は複数名での作業が必要です。また、凝縮器のフィン部分は鋭く変形しやすいため、無理な作業はケガや故障の原因になります。搬入経路に不安がある場合は、事前にご相談いただくことをおすすめします。
プレハブ冷蔵庫・冷凍庫の現地調査もご相談ください
大型のプレハブ冷蔵庫・冷凍庫は、設置場所・搬入経路・電源・排水・室外機位置などの確認が重要です。
プレハブ冷蔵庫・冷凍庫の現地調査・お見積り
プレハブ冷蔵庫・冷凍庫は、設置場所の寸法、搬入経路、床・壁・天井、排水、電源、室外機の設置場所など、事前確認が特に重要な商品です。事故回避のため、現地調査・お見積り相談を前提にご案内しています。
飲食店、食品工場、学校、病院、介護施設、給食センター、倉庫など、全国施工・現地確認のご相談が可能です。新設・入替・増設をご検討中の方は、まずは設置予定場所の状況をお知らせください。
よくある質問
家庭用冷蔵庫と業務用冷蔵庫の違いは何ですか?
業務用冷蔵庫は、店舗や施設での使用を前提に、収納力・耐久性・温度管理性能を重視して作られています。食材を多く保管する飲食店では業務用冷蔵庫の使用が一般的です。
どのサイズを選べばいいですか?
保管する食材量、厨房スペース、業態、仕込み量によって適したサイズが変わります。迷う場合は、現在の使用状況や設置寸法をもとにご相談ください。
冷蔵庫と冷凍冷蔵庫はどちらが便利ですか?
冷蔵品が中心なら冷蔵庫、冷凍品もまとめて保管したい場合は冷凍冷蔵庫が便利です。ただし、冷凍室と冷蔵室の容量配分は機種によって異なるため、用途に合わせた確認が必要です。
搬入設置もお願いできますか?
搬入設置、入替、既存品の撤去などもご相談可能です。設置場所や搬入経路によって費用が変わるため、事前にお問い合わせください。
電源工事は必要ですか?
機種によって単相100V、三相200Vなど必要な電源が異なります。既存の電源で使用できるか、注文前に確認することをおすすめします。
業務用冷蔵庫のご相談はこちら
業務用冷蔵庫のサイズ選び、機種選定、搬入設置、厨房一式のお見積りまでお気軽にご相談ください。
